若いころにできる毛穴に皮脂がつまる現象です。思春期に皮脂の分泌量が多くなってくるとともにニキビが発生する人が増えてきます。
老化とともに毛孔開口部が開大してきますので老化で症状は徐々におさまってきますが、ひどくなると腫れていたくなったり見た目が悪くなってしまうので治療を希望される方が多いです。
保険治療・・・塗り薬(ベピオ、ディフェリンゲル、エピデュオゲル)が第一選択薬となります。他には抗生剤の内服(ミノマイシン、ビブラマイシン、ルリッドなど)、塗り薬(ダラシン、アクアチム、ゼビアックスなど)、漢方薬、ビタミン剤などがあります。患者さんの症状に合わせて処方されます。
自費治療・・・イソトレイン内服があります。効果としては保険治療よりも強いものになります。皮脂の分泌腺を衰退させて皮脂が減るためニキビができなくなるようになります。3,4カ月で効果を実感してきて6-9か月でキレイになってくることが多いようです。その後中止しても2,3年はニキビが出ない人が一部おられます。
危険性としましては、催奇形性(奇形児が生まれる)があります。女性では内服中と内服終了後6か月は避妊しなければいけません。
男性でははっきりとしたデータはないものの、1か月は避妊をしてください。
また、内服中と内服中止して1カ月間は献血ができません。
高頻度に口唇の乾燥が出現しますのでリップクリームで保湿するようにしてください。
からだの乾燥感は出ますが気にならないことが多いようです。
イソトレイン(20㎎)30錠 11,000円(税込)