多汗症
多汗症

多汗症

多汗症とは

若いころから汗が多く出て生活に支障をきたす場合には治療が必要です。稀には甲状腺の異常により多汗になる人がいます。
診断基準としては、
25歳以下で発症する、左右対称性に発汗が見られる。睡眠中は汗が止まっている、1週間に1回以上症状が出る、家族で同じ症状の人がいる、生活に支障をきたしている、の6つのうちで2項目以上が当てはまれば多汗症と診断されます。

 

治療方法

保険の塗り薬として、ラピフォートワイプ(ワキ)、アポハイドローション(手)が処方できます。また保険の飲み薬でプロバンサインもあります。
これらで改善する患者さんは多いですが、一部効果のない人がいます。その場合は、自費の塗り薬(塩化アルミニウム、焼きミョウバン)やイオントフォレーシス(手足)、ワキ用レーザー治療(ミラドライ)、ボトックス注射(ワキ)、手術(ワキ、手)なども施設によっては対応しています。